[Astro×Hono×Fresh対談] Next.jsじゃないFWが見据えるフロントエンドの未来
登壇者
- 佐藤歩 氏
- 和田祐介氏
- 中村 享介氏
- 日野澤歓也氏
フレームワークの比較と設計思想
ランタイムの選択
- DenoとNode.jsの違い
- Denoはシンプルで設定が少なく、開発者体験が向上。
- Node.jsは長年の実績があり、エコシステムが豊富。
- 各フレームワークは異なるランタイムに対応しており、選択肢が広がる。
クラウドフレアとの特性
- アストロやフレッシュはクラウドフレアでのデプロイが容易。
- 先方クラウドフレアで動作可能で、エッジランタイムに対応。
- 各フレームワークはエッジコンピューティングの活用を意識する。
アストロの特性
- アストロは主にマーケティングサイトやブログで最適化されている。
- コンテンツドリブンのウェブサイト向け
- サーバーサイドレンダリング(SSR)や静的サイト生成(SSG)をサポート。
- UIフレームワークに依存せず、自由に選択可能。
- 必要な部分だけがJavaScriptを実行することでパフォーマンスが向上。
- アイランドアーキテクチャー
- 各コンポーネントが独立して動作するため、柔軟性が高い。
- 重いコンポーネントのみを動的に読み込むことができる。
フレッシュの特性
- ノードJSではなくDenoをランタイムとして使用。
- 開発者が考えることを減らし、シンプルなコンポーネントを作成可能。
- シンプルさとパフォーマンス重視
- アイランドアーキテクチャーを採用し、必要な部分だけをJavaScriptで実行。
- バンドルビルドの設定不要で、すぐに開発を開始できる。
- テーブルベースの依存性がなく、スケーリングが簡単。
- 現在はCSSモジュールのサポートが限定的。
Honoの特性
- Node.jsやDenoなど、複数のランタイムで動作可能。
- ミドルウェアを追加することで機能を拡張できる。
- 軽量で拡張性のあるフレームワーク
- JSXを使いクライアントとサーバー間で動作するため、フルスタックアプリケーションに対応。
- サーバーサイドでのレンダリングを前提に、APIと統合可能な構造。
- 状態管理することで、ファイルベースのルーティングが自動化される。
- 柔軟な動作により幅広い要件を満たす。
NEXT.jsとの比較
- NEXT.jsは主にアプリケーション開発に特化している。
- リアクトに依存しており、バンドルサイズが大きくなる傾向がある。
- SSRやSSGの機能が豊富だが、パフォーマンス面での影響も。
- アストロはコンテンツドリブンなサイトに最適。
- フレッシュはシンプルなWebアプリケーション向け。
ユースケースの違い
- Honoは軽量で拡張性が高く、フルスタックなアプローチが可能。
- フレッシュは迅速な開発に適した選択肢。
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